TROJAN

kusano9302008-05-02

一時期、頭おかしいんじゃないかと思えるくらいの量をリリースしていたTORJANですが、
ここ1,2年くらいリリースがめっきり減っていて、最近では音沙汰無し。
私こと、不肖草野、再発、リイシュー、編集盤中毒なのでどうなってるのかなって気にしてました、
無理なリリースが祟って、いよいよ破産したのかな〜と。
去年ぐらいから、いやな予感はしてたんですよ、HPが異常に見難い形に形式にリニューアルされたりね。
ふんでネットでぺらぺら調べていたら、どうもまたまた買収されたらしいですね。
たしか、これで3度目かな?
リリース再開一発目は、おととしくらいにアナウンスされたまま頓挫していた、
TROJANのレーベル最初期リリース作品を集めた7inchシングルボックス

Judge Sympathy [7 inch Analog]

Judge Sympathy [7 inch Analog]

『Judge Sympathy』/Various Artists

TROJANがDuke Ried製作の音源のみを英国で配給するレーベルだったころの、
いなたいロックステディーを7インチで11枚(!!)、22曲収録しています。
以前出ていたCD、

Birth of Trojan

Birth of Trojan

『The Birth Of Trojan: Duke Reid Rocksteady 1967』
のアナログボックス化ですね。
ちなみにTROJANってレーベル名は、DUKE RIEDのサウンドシステムの名前が由来。

非常に貴重な曲もちらほら収録されているんのですが、
CLUB JAMAICAがTREASURE ISLEの7inchリイシュープログラムを開始したいまとなってはねぇ・・。
しかも値段が1万円近い(amazonで見たら7、000円だった)って、
まったく食指動かないですよ。つーか正直売れないでしょ、これ・・。
買収前の企画で、現物も仕上がっていたため、リリースに及んだと推測できるんですが、
それなら安くして欲しいなぁと。
さらにTROJANのボックスって、しばらくするとバラで売り出すんですよね・・。
UPSETTERのやつとか、ノーマン・ジェイ編集のやつとか、
今までのリリースでも例外なくそうだったモンw
あと、コレクター向けだとしても、致命的にジャケットがダサすぎます!

あ〜、大好きなレーベルなので、もっとがんばって欲しい・・。

TROJANの編集盤で今、はまって聴いているのは、2003年にリリースされた

Haul Up the Pull Selector

Haul Up the Pull Selector

「Haul & Pull Up Selecta」/Various Artists
の3LP BOX SETのほう。
1979〜82年、デジタルリズム誕生前、
ダンスホールでプレイされていた、
ヘビーなルーツレゲエを収録した編集盤です。
収録アーティストは、Barrington Levy(かわいい)
、Triston Palma、Linval Thompson等など、当時の人気者。
ワンドロップのリズムを中心に、強力な曲が現場仕様の12インチヴァージョンでつまっていて、
クラブプレイで重宝するアルバムです。
CDに比べて収録曲は減っているけれど、音圧はクラブプレイも可なレベルなので、
良しとします。
お気に入りは、
『You're No Good / KEN BOOTHE』
ロックステディーでおなじみの曲をヘビーな疾走感のあるワンドロップ仕様に仕立てています。
あと、MORWELLSの『Kingston 12 Tuffy [12" Channel One Mix]』も大変気持ちのよいワンドロップで大好き。HORACE ANDYの『PURE RANKING』とつなげてかけたい。

この編集盤からは,キラーなワンドロップルーツチューン、
「How Can A Man Be Happy」/Triston Palma
が10インチカットされていますね。
多分シングルは、中古とかで格安に買えると思うので、是非チェックしてみましょう。