「THE LONG SEASON REVUE」の私的な感想
月曜日は渋谷へ「THE LONG SEASON REVUE」の試写会へ。
以下多少のねたばれを含みますので、見に行くのを楽しみにされている方は、
読まないでね。
とっても個人的な感想ですが、僕が今まで見たどの映画よりもひどいものでした。
ドキュメンタリーとしても、映画としてまるで成り立っていないです。
ただ、監督の川村ケンスケという人の冗長で退屈なイメージビデオといった趣でした。
ものすごく稚拙でオナニー的な映像の数々にとても不愉快な気持ちになりました。
何よりも一番不愉快な気持ちになったのは、
佐藤伸治が絶対に言わないようなことを作品中で耳が聞こえない人の詩として画面に映したことです。
自分の言いたい事を他人の看板に乗っけて言うって事は、一番卑怯だと思います。
なおかつ、故人をテーマにした作品でそういう表現は絶対に避けなければならないはず。
映画内で流れるライブ映像は、もちろんすごく良いのですが、
それも変な編集でぶつ切りにされたり、
イメージビデオの一部分として使われていて、
彼らの素晴らしいライブを堪能することは無理でした。
本当、ただ単純なライブの記録映画のほうが、何倍も楽しめたと思います。
話し変わるんですけれど、D-ROYから出ていたJANET KAYの「I DO LOVE YOU」の再発7インチが出ているんですね。欲しい。
あとDRUMN'BASSでは「SAMBASS 3」って言うコンピレーションが良さそう。
DJ PatifeによるStevie Wonderのカヴァー曲"Overjoyed"が最高に気持ちよいですね。