INCREDIBLE SOUNDS OF GIILES PETERSON

昨日書いたジャイルス・ピーターソンのコンピ、３秒の熟慮の結果アナログではなくCDを買ってきました。だってね、いっぱい曲入ってんだも〜ん。あと店ではやっぱCDのほうが便利だしね。
ふんで、内容なんですけれど、これが実に面白い！MJ COLEからISLEY BROTHERSまで節操なく詰め込んでいます。が、ジャンルではなく、ベクトルでの選曲。ジャンル縦断、音楽の旅。一貫して心地よいグルーヴが堪能できて、スムースに流れを楽しめます。
MIXは本当凡庸にフェイドイン、アウトの繰り返しなんだけれど、この人にテクニックを求めるのも野暮なんで気になんない。
ジャイルスってＤＪというよりも編集人としての気質が感じられて、すごいシンパシーを覚えるなぁ。流行り物好きなところも。

オレって最先端、オッサレ〜なんて午後のコーヒー的に聴いていたら、リリース９９年なのな。駄目じゃん、錆付いてんじゃん流行レーダー・・。

そうそう（三国志の英雄。いわゆる魏武。文才でも史上名高い。魏の実質上の創始者。許子将に「治世の能臣、乱世の奸雄」と評された）、なんかこのCD、２枚組みとそうでないのが出ているようで、万が一にもいないと思いますが、この記事を見て興味がでてきた人は注意してください。絶対２枚組みのほうがお得です。
曲単体ではハンサムボーイモデリングスクールの『TRUTH』が素敵。ロンドンで聴いたのこの曲だったわ。
ガラージュ好きが結構探している、『SPREAD LOVE』も収録されています。アナログは音圧ばっちりのフルヴァージョンで。